判例等解説
このページでは、過去のフランチャイズに関する裁判例についての解説や、フランチャイズに関わる法律問題についての解説などを掲載しております。フランチャイズビジネスに関わる方や、今後フランチャイズ事業を検討されている方などが、その事業を営む上での参考になればと思い掲載をいたしました。
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判例解説
エリアエントリー型FCに関する契約上の意思表示について(PDF形式)
ある特定の出店地域(出店枠)において出店する権利を加盟店に付与する方式のフランチャイズ契約において、加盟店の意思と異なる出店枠が後に付与された場合 について、法律上いかなる処理が為されるかについて争われた事例において、裁判所が、加盟店の意思表示について、「動機の錯誤」があったために、錯誤無効 を認めた事例。FCビジネスに関する法律上の問題解説
フ ランチャイズと独占禁止法の関係に関する概説(PDF形式)
この資料は、フランチャイズと非常に関係の深い、独占禁止法に関する概説です。具体的にフランチャイズと独占禁止法がどのような点で接点を持ち、具体的にど
のようなケースで問題となるか。またその問題を回避するために、どのような対応が本部に求められるかについて記載しております。
若干、本部よりの立場から書かれたように読めるかもしれませんが、独禁法自体が本部に対して規制を行っていると考えられる以上、本部のリスク回避論が中心 となっているのは事実です。ただし加盟店側からみてもどのような部分が本部の行為として問題かについてはある程度ご理解いただけると思います。
フ ランチャイズシステム上の売上予測に関する考え方(パワーポイント資料:PDF形式)
この資料は、フランチャイズビジネス上の大きな争点の一つとなる売上予測に関して、過去の裁判所において下された判決を中心にして、どのような場合に売上予測の適否の判断が分かれるかについて説明をしたものです。
単純に、売上予測の当たりはずれで裁判所が違法性を判断しているわけではない点には十分な注意が必要です。
なお、この資料に記載はありませんが、名古屋高裁、福岡高裁などでは、フランチャイズ本部は加盟希望者に対して売上予測を開示する
義務があるとする判例もあります。この点については、この資料を読まれるにあたり、ご注意いただきますようお願いいたします。